■留学生は看護プログラムは無理?★無理ではありません #42

「どうせ看護師として働けないなら入ったってしょうがないじゃない」とか、「留学生が入ってどうするの?」とか、「時間かかりすぎるでしょ」とか、思っていませんか?

そんなことないです。

アメリカは、取った単位は、永久的に残るんです。たとえ日本に帰ったとしても、また挑戦した時、その過去の単位はちゃんと残ってて、使えるんです(理科系は有効期限がある場合が多いです。統計学も)。だから、いろんな事を、無理かも、って諦めてしまわないで下さい。

私は大昔に留学生としてアメリカに来て、看護プログラムに入ったのは、それから何年も本当に何年も経ってからです。

看護プログラムに入学応募を前提に、学校のカウンセラーと事前に必要な科目の確認をしていた時、「ああ、English 1A取るのかあ~、英語はなあ~」と溜息をついたら、カウンセラーが「英語はもう過去に取ってるよ。なんで忘れる?」と笑いました。「ええ~!ホントだ~!」と非常にホッとしたのを覚えています。

その頃、自分が将来、看護師を目指すとか、そんな考えは微塵もありませんでした。

先に述べたように、理科系の科目には有効期限がありますが、いつまでも期限が切れない科目はいつどこで取ってもOKなのです。単発でもOKなのです。

コミカレは、一学期間だけ所属してもOKなのです。細切れでもOKなのです。

自分のゴール(看護師じゃなくても何でも)に近づくためには、ちょっとずつでも一歩ずつでいいんです。

そこで帰国しなくてはいけなくても、それでもいいんです。

あと、アメリカには、普通に、ごく普通にオンラインクラスがあることも忘れないでください。実際のクラスと同じ評価です。でも、オンラインは授業料が安かったりします。

ちなみに、取っておくべきクラスは、大体(学校によって違いますが)こんな感じのクラスです。

◆英語:Eng101 → Eng1A → Eng1B(余裕があったら。これはCritical ThinkingでBSNで必要です)

◆スピーチ・コミニュケーション

◆Child development等

◆サイコロジーとか歴史とか、外国語とか、いつかそのうち役立つのでどれも取っておくと後で楽が出来ます。

◆数学もPre-Calculusは有効期限に引っかからなかったので、取ってもいいかもです。統計学は必要時に取るのをお勧めします。(2回取りたい人は別です)

そして、私から皆さんに言いたい事は:

今、目の前に具体的な目的がたとえ無くても、どの科目もAを目指して全力で頑張って下さい。

いずれ、過去に取ったBで泣かないように、その時には「別にいいや」とか思っても、将来、過去のAに助けられる時が絶対に来るんです。GPAは高いにこしたことがありません。Aも残るけど、同じように、過去に取った悪い点もそのまま一生残るんです。