課題提出時に必須:APA Citation Manual 7th edition (購入は最新版を

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  • 7thエディションで何が変わったか
  • オンラインで検索可能だけれども

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看護師に限らず、4年制大学以上の理系の授業を取るならば、必要になるのがこのAPAスタイルでのサイテーション(citation)マニュアルです。どのコースでも授業で必要な教科書リストに入っているので、ほとんどベストセラー本になっているのではないでしょうか。

レポート課題に限らず、ディスカッションの投稿においても、提出課題全てにAPAスタイルの使用が課されます。内容がいくら素晴らしく出来ていても、サイテーションに間違いがあれば、グレード(成績)が下がります。
サイテーションの間違いは特に厳しくチェックされ、少しの間違いでも指摘されます。

少し前に、6thエディションから7thエディションに変わりました。ネット上では、以前のエディションも購入可能になっていますが、この本に限っては、最新版の購入をお勧めします。
教科書のように、1つ前の版が安いから前の版を購入、というわけにはいかないのがこのマニュアルです。


古い版も未だに売れてるようですが、これに限っては、古い版を買ってはダメです。新しい版でのcitationでなければ意味がありません。

7thエディションで何が変わったか (例)

7thエディションへの変更によって、今まで慣れてきた書き方に変化があって戸惑うこともあるかと思いますが、7thエディションの方が断然楽です。

思い付くあたりを述べてみたいと思います。


1ページ目のランニングヘッドが不要になった

1ぺージ目のランニングヘッドは、1ページ目だけが独立して存在するカバーページのスタイルですが、シンプルに不要になったので、少しは手間が省けます。2ページ目からは今までと同様です。

文中の、作者の連名表示が不要になった

例)(Smith, Morris, & Beck, 2019) —> (Smith et al., 2019)

というように、最初から1人の名前でよくなりました。

“Retrieved from” が不要になった

情報を持って来たウェブサイトのアドレスを記載する際、以前は、”Retrieved from:” と記載する必要がありました。7thエディションではこの記載が不要になりました。

「Onlineで確認できるでしょ?」の声

APAスタイルのサイテーションを使用する際、それを説明したウェブサイトがオンライン上でも数多く存在します。

しかし、オンライン上での説明は、時にまるでジャングルのようで、いろいろな情報に目が回りそうになります。個人的には、この本が手元に一冊あれば、いつも同じ情報源に頼って仕事が出来るのでシンプルでいいと思っています。
また、次のエディションが出るまでは、ずっとこのマニュアルの内容に従ってのレポート提出になりますので、手元に一冊あると良いかと思います。

勿論、ウェブサイト上での検索でも構いません。本家本元のウェブサイトのリンクはこちらです。(American Psychological Associationのサイトです。https://apastyle.apa.org/)

その他、APAスタイルに関する有名どころのウェブサイトとしては、この辺りが広く使われています。

本の中味はこんな感じ(下の写真)です。

APA Citation Manual 7th

APA Citation Manual 7th

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