■NPWT、Wound VAC 使用時の鉄則★とてつもなく高額 #23

NPWT(Negative Pressure Wound Therapy/陰圧閉鎖療法)のコンポーネンツは、下記の三つ。

1.ドレッシング材(グラニュ・フォーム)

2.キャニスター(ドレナージ用)

3.パンプマシン

ドレッシング材とキャニスターは、サプライとして購入しますが、パンプマシンは通常レンタルです。

レンタル料は、大体一日70-80ドルです。NPWTを使用する創傷は、サイズ的にもドレナージ的にも、2,3カ月に及ぶ治療期間が通常になるので、レンタル料もかなりの金額になります。

NPWTは、市場で大きなシェアを誇るKCI社の独占市場と言ってよく、この小さなマシンからのレベニューは相当なものです。

というわけで、このマシンを何らかの事情で紛失した場合には、それ相当の高額なチャージが課されます。

その金額がびっくりするくらい高くて、でも、多くの人は知りません。

一度、私が勤務する病院のICUで紛失して、看護師も「さあ、私はその日勤務してないから何も知らないわ」などと言っていましたが、やがて、紛失したマシンが$27,000と聞かされると、大騒ぎになりました。

というわけで、患者が万が一他病院へ移される場合は、患者は出してもマシンは絶対に病院から出さない。予め、ケースマネージャーに手配してもらいます。これ鉄則です。