■奨学金に応募しよう! #59

まず最初に、私が思うに、奨学金=返済無用の経済的な学業サポート、であって、返済が必要ならそれは奨学金ではなく、学生ローンだと個人的にはそう思います。

そして学生ローンは現実的には、普通のローンより返済義務が厳しく、両方ある場合は、絶対に学生ローンからの返済を優先するべきだ、というのが鉄則で、通常の銀行からのローン等は自己破産ができますが、学生ローンは自己破産が出来ず、どこまでも返済義務が追いかけてくるので先に返済しろ、と何年か前にテレビでSuze Ormanが学生ローンに苦しむ卒業生にアドバイスをしていた番組を見たことがあります。もし今も同じ法律なら…。

日本の「奨学金の返済に苦しむ… 」的なニュースを時々見かけますが、あれは「奨学金」と言う言葉が悪いといつも思います。誤解を招く言葉だと思います。そして、日本はもっとカウンセラーを置いて学生をサポートするべきだと思います。

経済的な理由で大学進学を諦める若者が少なくなるように、心から願います。いろんな道があることを知ってほしいいし、いろんな夢を経済的な理由で簡単に諦めてもらいたくないです。特に、震災等で家族を失ってしまった中高校生に、本当に言いたいです。家族を失う精神的ダメージは計り知れないけど、人生は続くし、未来を切り開く方法はいっぱいあることを知ってもらいたいです。


娘の通う高校では、時々「どうやって大学の授業料を払っていきますか?」的なセミナーが開かれます。今回の講師はファイナンシャルプランナーの方だったようです。生徒及び父兄の両方出席できるセミナーで、娘もこの度初めて出席して(私は出てません)、ためになったと言って帰ってきました。

日本では、高校でこのようなセミナー等皆無だったので(今はあったりするんでしょうか?)、アメリカだけでなく、日本にもあればいいのに、と思いました。誰もが皆んな大学資金を援助できる親を持っているわけではありませんし、それでもカレッジに行ける方法、諦めなくていい方法、など、教えてあげるべきだと強く思います。

さて、奨学金に関してですが、コミュニティ・カレッジ(コミカレ)に限らず、どこのカレッジでも、奨学金のお知らせはあります。奨学金だけで言うなら、学校に限らず、医療施設内、企業内、様々な所に奨学金は存在します。

学校のファイナンシャル・エイドのオフィスに出向くと、そこには、割と厚めの奨学金の応募要項が載ったブックレットが置いてあって、その年に申し込み可能な奨学金情報が載っています。奨学金の出資者の希望によって、エンジニアリング専攻の生徒のみ、とか、ミュージック専攻の生徒のみ、とか、女性のみ、とか、いろいろです。

その中から、自分が応募できそうな奨学金を見つけたら、もう片っ端から応募します。中には、誰も応募してない奨学金もあったりするのだそうで、とにかくダメ元でどんどん応募するべきです。

看護プログラムに入る前のバイト先で、上の人から「奨学金は、絶対に応募しなきゃ。誰にでも何かしらの奨学金があるんだから」と言われて、その時は「え…?」とあまりピンときませんでしたが、本当にその通りと言ってもいいくらい、いろいろな奨学金があります。

オンラインでも探したりしましたが、学校のに応募するのが一番だと思いました。オンラインのは怪しいのか怪しくないのかさえ、あまり良くわからないです。学校のブックレットのは、少なくても怪しくはないし、実態が無い、ということもありません。インタビュー(面接)があるのも珍しくありません。

私達だって、お金を誰かにあげるなら、会ってみて「ああ、この生徒にならあげてもいいかなあ」と思うような人にあげたいですよね?

私は、在学中、金額は違いますが、2~3種類の奨学金を貰うことができました。2種類なの?3種類なの?何なの?と思われるでしょうが… 学校経由では2種類、あとは、FAFSAと呼ばれる政府のやつです。これはもう絶対です。たとえ貰えなくても、授業料が免除になったり、教科書代が出たり(教科書がめっちゃ高いですからね!)、人によってはデイケア代が出たりします。

私がもらった奨学金の1つは、$1000 ($500 x 2回)と比較的少額でしたが、面接に行った時、そこに座っていた奨学金の出資者が、私がその何か月か前まで在宅介護してあげていた高齢者の女性にもう本当にそっくりで、その少し前に亡くなっていたので、「これって…私へのお礼なの?」と勝手に思ってしまって、その場で思わず半泣きになってしまいました。今思えばですが、それで貰えちゃったのかな…(笑)。その時はそんなことは思わなかったけど…。

もう1つは、割と金額が大きく、それが無かったら、看護プログラム卒業がとても大変なものになっていたと思うので、その方に対しては今でもクリスマス時にサンキューカート的にカードを送っています。あと、それを押してくれた看護プログラムにも毎年お返しの気持ちも込めて寄付をしています。感謝感謝なのです。今の私があるのはあの奨学金のおかげ…。こんな外国人の私が貰って申し訳ない気持ちにもなりました。

コミカレの授業料自体はレジデントだったら、とても安いのですが、アルバイトばかりでは勉強もできないし、家賃、食費、交通費(車とかも含め)、通信費、交友費、等々、本当にお金はどんどん出ていきます。

4年生大学では更にかかるでしょう。

でも、いろんなことを諦めないでほしいです。「求めよ、さらば与えられん」です。

とにかく行動あるのみ、です。

どこで誰に、又は何に出会うかわかりませんし、出会った人に助けられるかもしれません。

若者の皆さん、未来に向かって頑張れ~!

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