看護プログラムに入る前に看護助手の経験があると、実習時も役に立つと思います。
私の看護プログラムのクラスにも約2割くらいの生徒が看護助手の資格・経験がありました。
看護助手(CNA/Certified Nursing Assistant)の資格は、市のアダルトスクールやコミカレ、公立高校内などのプログラムを修了することで得られます。
コミカレで取ると、まるまる一学期間の時間が取られますが、単位を得られる、というか使えるという点が人によっては利点だったりします。
アダルトスクールは、そのスクールのスケジュール設定にもよりますが、午前中びっちり1か月間、というのもあれば、午後や夕方などのスケジュールで2,3か月間、というのもあります。
金額は、まちまちですが、1つ言えることは、何年も前に比べ、何倍も高くなっているということです。
私も、看護プログラムに入る前、看護助手の資格を先に取ろうと思って、アダルトスクールに応募したことがあります。結核菌の検査とか、いろいろ応募書類の準備で大変な思いをしてようやく入ったのに、入った後から実習の人員が多すぎては入れないと言われ、その時点で辞めた過去があります。その時点で、$50だったのに、その1年半後くらいに再度行ったら、なんと$500に値上がりしていました。
10倍の値上がりって?!!って感じでした!
ちなみに、その同じ学校で、今は$950になっています。
アダルトスクールで$1000って、ちょっと躊躇する金額なので、時間に余裕のある人は、コミカレを選ぶでしょう。
看護助手の資格があると、その後、何時間かの講習を受けることによって、HHA(Home Health Aide) という資格も得ることができます。
施設でシフト制で勤務が難しい場合は、プライベートケアで働くことも出来ますが、CNAやHHAがあると、時給が高くなったり、その前に、その人の信頼性が高くなります。
私の近所のお宅に来ていたHHAの人は、月に$3000のお給料だと言っていました。
看護プログラムを終えて、就職活動をする際、個人宅のプライベートケアは、勤務経験としてみなされない場合がありますが、CNAとしてどこかの施設で少しでも働いた経験があれば、新卒でも就職に有利になります。
CNAの仕事自体はとても大変なものですが、大きな病院だと小さな施設で働く看護師並みの時給が出たりするので、資格が取れる機会があったらお勧めします。