■CNA (看護助手) のポジションを利用する #196

SNFに行ったら、新しいCNAが2人もいまして、ということは誰かが辞めていったんだろう、と思いました。でも、CNAスタッフの入れ替わりの激しさは別に今に始まったことじゃないです。看護師も同じです。長く要る人は、15年とか、とても長くいます。とても長いかとても短いかのどっちかです。

看護助手の仕事は大変なイメージなので、とかく敬遠されます。でも、経験してみて損はないと思います。

経験もそうですが、看護助手の資格があると、そこからいろんな方向に行けるチャンスが広がります。

いくつか利点を挙げてみたいと思います。

●大きな病院に入ると、小さな施設の看護師よりも時給が良かったりする。

●長期系、リハビリ系(短期~中期)の施設内では、RNAになることもできる。

●同じく、施設内で、フィジカルセラピストのアシスタントになることもできる。これは部署の移動です。

●病院内で一旦CNAとして働いたら、院内で他部署に移動できる。CNAとして働きながら、行きたい部署の仕事に必要な資格を取得して準備している必要があります。でも、人の募集は、既に施設内で勤務している人から始まるケースが多いし、情報も得られます。

●CNAは少し追加のトレーニングでHHAの資格も取れます。これがあると、ホームケアの時給が上がります。

●看護師のプログラムに入りたい場合、応募選考に有利。

●自身の家族のケアに役立つ。

以前、某エージェンシ―の人に、日本人のCNAは見たことがない。それ以前に日本人で働きたいという人に会った事がない、と言われました。

私が以前いた職場にも、日本人とのハーフのCNAはいましたし、そして彼女は一番評価されてたCNAでした。看護プログラムにも日本人のCNAのクラスメートがいました(クラスで一番優秀でした!)。ので、たまたまその人が見た事が無かっただけかもしれません。

個人的には、資格は比較的短期間で取れるし(そういう私は結果的に取れなかったですけどね!)、コミカレだと安く取れるし、特に看護プログラムに入りたい人は、事前に取っておくといろいろ役立つし、いいんじゃないかと思います。