■日本からも受講できるWOC資格取得オンラインコース★世界中から受講可能 #54

WOCNの資格を取得するには、大きく分けて2つのコースがあります。

1つは、WOCN学会が認可している指定校でコース(コースは、wound, ostomy, continenceの3種類)を取った後、プラクティカム(プリセプターシップ)を医療施設で50時間やってコースの卒業(修了)資格を得るもの。これを得ると、そのままアプリケーションを提出して、試験を受ける権利が得られます。

2つ目は、その特定分野に関するCE(continuing education)を50時間分と、1500時間の実務経験時間を証明して申し込む方法。このCEのコースに、前述のWOCN学会推奨のコースを使用しても構いません。足りない分のCEの時間は、nurse.comやPearlsreview.comのサイトなどで得られたCEで補っても大丈夫です。

そして、その1番目の、WOCN学会が推奨する学校の中に、1つだけオンラインで受講可能なコースがあります。学校に出向く必要も一切なく、100%オンラインです。

でも、それじゃ、どうやって医療施設のプリセプターシップをこなせるの?との疑問が出るでしょう。

それは、そのオンラインコースの中で定められた、コースを修了できる3つのpath ways(方法)というのがあって、そのうちの一つが、今ご自身が働いている職場内にWOCナースがいたら、その人の元で実習を受ける、という方法。

アメリカ以外の国から受講する人は、その人の住んでいる場所でプリセプターをすればいいのです。

いずれにせよ、このオンラインコースは、世界中、どこからでも受講できるコースです。

かかる費用なのですが、1種類のコースの授業料が日本円で大体20万円程します。ちょっと高いのですが、これは、これらのコースが、各3単位の大学院の授業になっているためで、単位あたり約7万円くらいという、ほぼ通常のアメリカの大学院の授業料の値段です。そしてこの中に、プリセプターシップの事務手続き費用も含まれる、みたいな形になります。

職場でこの経費を出してもらえる人は超ラッキー。私は、これ以前に他の経費を既に出してもらっていて、そのため、出してもらえませんでした。というより、とても頼めませんでした。私にとっては、もの凄く大きな出費でした!

海外のコースを英語で受けて資格を取ってみたい、という学位保持者は、是非調べてみて下さい。

興味のある方はこちらのリンクをご参照ください。

WOCN学会が推奨する唯一のオンラインコースのサイト:https://webwocnurse.com/

資格試験を受験する条件が書かれたサイト:https://www.wocncb.org/certification/wound-ostomy-continence/eligibility