■創傷の治癒を促進するたんぱく質飲料「Juven」★医師の処方で #39

入院中の創傷のある患者さんには、時々、たんぱく質のサプリメント飲料が処方されます。

高齢者の患者さんで、カロリーが必要な場合は、総合栄養飲料(シェイク味のEnsureなど)が出されますが、そちらは通常、病院のキッチンから食事と一緒か、スナック時に出て来ます。

一方、たんぱく質のサプリメント飲料は、他の薬と同じように、ピクセスという薬の管理ボックスから薬局経由で出されます。

このサプリメント飲料は、名前を「ジュビン(Juven)」と言って、日本では、同じメーカーの日本支社から「アバント」と言う名前で販売されているのがこのジュビンに当たる商品かと思います。

このJuvenが、何故他の飲料と違って医師の処方のもと、薬局から出されるのかと言うと、たんぱく質がエネルギーとして使用された際、体内で窒素を生産し、腎臓に負担をかけることになるため、腎臓や肝臓に疾患を持つ患者さんには注意が必要なためです。

しかしながら、このサプリメントは、医師の処方箋無しに、普通にアマゾンで購入できます。「あ、そうなんだ…」という感じです。

結局は、健康な成人が飲む分には、特に医師の処方を必要とするほどではない安全なサプリメントとも言えます。

加えて、入院中は、医師の処方があることによって、薬として保険が適用される、ということも大きいかと思います。何故なら、このサプリメント飲料は、結構なお値段がするのです。

通常は、一日2パックを飲みますが、一パックあたり、大体3ドルします。一日に数ドル。創傷には早くて2週間で効果が表れるという研究結果があった(生産元のアボット社の報告)ということなので、そこから更に2週間、合計4週間(1か月)摂った場合、このサプリメントだけで、150ドルから200ドルかかってしまう計算になります。

サプリメント一つにそこまでお金をかけていられるか…というと微妙なとこだと思います。

サンプルを飲んでみましたが、味は、可も無く不可も無く… 普通にオレンジ味の飲み物です。

が、高齢者は、これを全部飲み干すのに、なかなか苦労します。

説明に沿うと、粉末を8オンスから10オンスの水で溶いて飲む、とあります。

1オンスは30ccなので、大体、コップ一杯強の水で、ということになりますが、一回くらいはいいとして、毎日、1日2回これが食事と一緒に出てきたら、どうかな… 私も… 残しちゃうかな、と思います。

創傷ケア看護師として、術後の患者さんには短期で出しますが、長期で出すことは、ほとんどないです。

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コメント

  1. RK より:

    こんにちは、はじめまして。

    母のBed Soreについて探しているうちに、こちらのサイトにたどり来ました。いろいろ参考にさせていただいて大変有用だったのと、もし良かったらアドバイスいただけたらと思いまして、コメントさせていただきます。

    私はNY市に、今年83歳になる母と、夫と同居しております。この母ですが、ここ1年くらいですっかり歩けなくなってしまい、今はほぼ1日ベッドで過ごしています。そうする間にSoreが出来てしまいました。やっと最近信頼できそうなPrimary Doctorにたどりき、以下のような状況です。

    ・Lower Backの背骨を中心に、手のひら(指部分は入らない)の半分くらいのSoreあり。
    ・サンティルをやっと処方してもらえて、現在30gを2本分塗布済。
    ・2日に一度、以下を私と主人とで家で実施
     ・・Medline Skin integrity Wound Cleansersで患部と周辺をクリーニング
     ・・サンティル塗布後、Xeroform 3% Bismuth Tribromophenateで覆う
     ・・MedVanceTM Silicone – Bordered Silicone Adhesive Foam Dressing Sacral, Size 9″x9″で患部を完全カバー。
     ・・Dressingの上からと、患部周辺を優しく押しマッサージ

    ・サンティル塗布後は目に見えて改善し、良い色合いのFreshなピンク色になり、白色の塊のDead Cell?みたいなものもすべてなくなりました。周辺から肉芽が盛り上がってきており、一か所Pocketyになっていた所も埋まってきました。
    ・Cleanersをスプレーする際に、溶液が冷たいので驚きと、恐らく若干沁みるので痛みを訴えますが、それ以外に痛みがあるようには言いません。多少の認知症的な所もあるので、自分の状況等を上手く言語化できません。が、同スプレー時以外は「痛い」とは言いません。
    ・以前は異臭?みたなものも若干あったのですが、今はなくなりました。
    ・EnsureのProtein MAX30mg,Less Sugerを毎日2本程度飲んでいます。
    ・ベッドの上に、Drive Medical Med Aire Alternating Pressure Pump and Pad System, Variable Pressureを引いてあり、今の所、他箇所へのSoreなどは見られません。Padの上にはバスタオル、その上にはOrganic Woolがひいてあり、患部や体全体はDry&Wormに保たれています。
    ・我々が働いている日中はHome Aideが来ていますが、言葉が通じない事や、母がなかなか家族以外を受け入れないので体を触らせないことや、体位の変更にはどうしても二人がかりでしないといけないことから、体位の変更無し。また夜も、我々で体位の変更もできるが、同マットレスの上に居るので特に他Soreができてないこと、あおむけでリラックスして寝れることなどから夜も体位変更はしていない。
    ・2014年にBrain Strokeを発症、以来、Baby Aspirin、血圧抑制剤、コレストロール抑制剤を飲んでいる。それらに加えて、Multi Vitamin, Vitamin C、大正漢方胃腸薬(便秘)を飲んでいます。Brain Strokeの後遺症(マヒ等)は無し。
    ・また2016年にSpine Fractureをやり(自然発生、Fall等の原因ではなし)、2週間ほど安静治療実施。手術はせず。現在、痛み等は無いが、背中がかなりCurvatureが出来てしてしまった。
    ・現在、他病気等は無し。食欲もあり、良く眠れる。Sore以外はおおむね良好。Proteinを取るように、肉、魚を晩御飯で出すように努めている。
    ・痰がうまく切れずのどがなる症状があるときがある。Mucinex Syrupをのませ安静にする。
    ・Pull Upを交換時に、臀部全体に、Smith and Nephew SECURA Protective Ointment Skin Protectantを塗布。

    ・MedicaidのLong Term Life Careを利用中。一度、私が留守中にWound Nurseが来たが、処置が雑(Dressingではなく大判のバンドエイドのようなものを利用、またその貼り方が甘かったので、母がベッド上で少し動いた際に端からめくれあがってしまい、患部が完全にカバーできていなかった)だったことや、別のNurseは乱暴にDressingを剥がして母を痛がらせてしまったことがあり。また、処置時に母の体位を横向きに変えたのだが、下の腕に頭を乗せる格好にしてしまい、処置後もその体位のままにさせられたので、私が帰ってみたころには、その腕の血流が悪くなってしまい浮腫んでしまった。
    ・現在のDr.からVisiting NurseのPrescriptionを出してもらったので、保険会社よりWound Nurseを派遣できると連絡受けたが、我々が居ない日中に来ることやこれまでのあまり良い体験がないので、もし我々の処置が間違っていないなら、このまま自分たちで処置したい。
    ・現行Dr.から上記処置でOKとも言われているが、改善しない、患部が広がるような場合は入院必要とも。

    長々と申し訳ありませんが、このような状態です。

    もし何か重大な間違いや、もっとしてあげた方が良い事があれば、アドバイスいただけますと有難いです。大事な母にSoreを作らせてしまい、とても可哀そうで後悔しています。早く少しでも改善、完治させたいですし、新たなSoreを作らせたくないです。。。

    どうぞよろしくお願いします。

    • アクア より:

      RK様
      コメントを頂きありがとうございます。
      まず… 真っ先に思ったことは、RKさんのお母様は大変お幸せだ、ということです。どんな施設でもここまでして貰えるのは珍しいくらいです、というより…無いんじゃないかと思います。特にアメリカでは…。
      私からのコメントですが、決して、主治医の先生の処方に意見するものではないこと、また、決してMedical advice ではないということをご理解下さるようお願いします。いちwound care nurseの個人的な意見として聞いて下さいね!
      あと、実際のpressure ulcerを見ているわけでなないので、少し想像をしながらコメントさせていただきますね。

      異臭が無くなって良かったですね!臭いは、白っぽいsloughy tissue があると出ますが、消えたんですね。良かったです。
      サンティルは、白っぽいまたは薄黄緑色っぽい、いわゆるsloughy tissue が消えたら、もう使っても使わなくても大丈夫ですが、使い続けても構わない(wouldn’t hurtって感じです)と思います。サンティルは大々的には書かれていませんが、ある程度のantimicrobial 的な作用もありますよ、ということになっています。
      サンティルとゼロフォームを合体で使用することはあまりありませんが、これも同じく、特に害を生じるものでもないと思います。ゼロフォームもある程度のantimicrobial 作用があり、もし、医師が湿潤目的で出しているのなら、その上のシリコンのドレッシング材でカバーされているので、それだけでもまあまあ大丈夫かと思います。

      その9”のドレッシングは、大きさからしてかなり高価だと思いますが、保険でカバーされるのなら大いに結構だと思います。もし、自腹で、と言う場合は、6“のMepilex ドレッシングや、今お使いのブランドの6”くらいでも大丈夫かと思います。
      もし全てが保険でカバーされるのなら、是非、キャビロン(Cavilon)のスキンバリアを訪問看護師さんにお願いしてください。これは、粘着テープとかドレッシング材を剥がす際に肌を傷めない優れものです。いちいちこれを塗ってると、価格的に結構なお値段になってしまうのですが、感じとしてはextra skin layerというところでしょうか。
      傷がだんだん落ち着いてきて、サイズも小さくなってきたら、このスキンバリアとシリコンドレッシング材だけでもいけたりします。(状態によります)

      マッサージは、褥瘡の予防ではありますが、実際の褥瘡のトリートメントとしては、あまり聞かれなくて、逆に、傷をマッサージされたら気持ち良くはないのじゃないかな、と思います。

      何よりも大事なのは、体位の変更も含めて、体を出来るだけ動かすことで、ベッドに寝たきりは出来るだけ避けたいです。無理やり動かせるのも可哀想な気もしてしまいますが、動けば動くほどに血行も良くなって、頭ももっとアラートな状態になれると思うんです。

      枕を横から入れてあげても、ちょっとすると大概は枕がずれて、そのままあおむけになってしまうものですが(三角のウェッジなどは強力ですが、逆に動けなくて嫌がる方も多いです)、短時間でも時々してあげたらいいかと思います。時々横にしてあげたり、椅子に短時間でも座らせてあげたりするとだいぶ違います。その際は、椅子に今のベッドに敷いているPad に似た感じのクッションなどが効果的です。

      個人的にはRohoクッションはあまり好きではありませんが、ローホークッションなどは有名です。何故好きではないかと言うと、エアリークの補修が難しいからです。ゴム長靴用パッチみたいなものが付いてきますが、一旦エアリークがあったら、私にはもうほとんど補修不可能です。というわけで、じゃなかったらRohoクッションは良いと思います。

      ベッドの上のPad は、一応プレッシャーを分散する目的だと思うので、あれこれその上に枚数を重ねると、本来のクッションの目的が損なわれたりしますが、でも、今の状態が良いなら、それはそれでいいのだと思います。

      ドレッシング材の交換の際、体を横にするのが難しい場合は、draw sheet や comfort glide といった物を活用されたらケアされる方の負担が少しでも減ると思います。

      まとまりのない返答となってしまったかと思いますが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。書き足りていない点があると思うんですが、取り急ぎ返信させていただきました!

      お母様の褥瘡の状態が良い方向に向かわれますように! 

  2. RK より:

    こんにちは。

    早速ご返信いただきまして、ありがとうございました!!

    Dr.に聞いてはいるものの、本当に自分たちのしていることが正しいのか、
    改善に向かわせているのか、彼女にとって良い事をしているのか等々、
    自信が持てずにいたのですが、アドバイスいただけてその気持ちがかなりリリーフできました、本当にありがとうございました。

    Bed Soreに関しては、サンティル以外は全部自腹なんですが、
    夫がすでに9″のDressingを大量に購入してくれたので、当分は大丈夫そうです^^
    CavilonやRohoについてもありがとうございました。Cavilonはサイトでもご説明されていたので是非使ってみたいと思います。体位の件もありがとうございました。朝と夜にROM体操を私と主人で、「頑張ろうね~」と励ましながらやってはいますが、今後は日中もHome Aideにも協力してもらって、できることをやってみます。

    1つだけ、追加質問で申し訳ないのですが、もし良かったらアドバイスいただけると
    幸いです。いただいたアドバイスに、
    「サンティルは、白っぽいまたは薄黄緑色っぽい、いわゆるsloughy tissue が消えたら、もう使っても使わなくても大丈夫ですが、使い続けても構わない(wouldn’t hurtって感じです)」と書いていただきましたが、もしそうだとすると、その後はどんなOintment用いるのでしょうか?

    実は、最後のサンティル30mgを前回で全部使い切ってしまい、次が出せるのが2月始めということで、代わりにPharmacyで勧められたCalmoseptine Ointment Tubeを昨日から塗っています。

    いろいろ褥瘡関係のネットを読むと、湿潤療法について多く記載があり、だとするとOitomentsは不要になってくるのか?とも思うのですが、良く分かりません。Dr.からは「サンティル30mgだとすぐ終わっちゃうので、30mgX3本処方しといたわよ!」と言われており、ということは、今後もサンティルを塗り続ける=治療というように捉えていました。サンティルの公式サイトにも、45日塗布後のBefore/Afterのような事例が掲載してあったので、治るまで使うものだと思ってました。

    サンティルに行きつくまでは、Terrasil® Wound Care MAX – 3X Faster HealingやNeosporinなどを使ったこともありましたが、件のsloughy tissueがなかなか消えず、効いているかどうかあまりよく分からなかったです。また、湿潤療法を試すべく、Dynarex Dynaderm Hydrocolloid Foamだけでやってみたことがありましたが、これも特に目に見える効果は感じられませんでした。

    サンティルがWould’ hurtで且つ処方もしてもらえるなら使えば良いのかな、とは思いますが、今後どのような治療が適正または標準なのか知ってはおきたいと思っています。

    すいません、もしアドバイスいただけると本当に嬉しいです。ありがとうございます。

    (筆者様は、もちろんNY市在住ではないですよね。訪問看護していただける選択肢がもしあるなら、と思った次第です)

    • アクア より:

      RK様
      私も考えるいい機会になるので、質問は大歓迎です。
      毎回、同じことを言って申し訳ありませんが、私のコメントは、決して、メディカルアドバイスではありませんので、いち個人の意見として聞いて頂けたら幸いです。

      カルモセプティンについてですが、コメントが長くなりそうだったので、別途その内容でアップしたいと思いました。リンクを張りますので、もし良ければそちらを参考にして下さい。(http://wound-care-nurse.com/calmoseptine)

      ちなみに、Calmoseptine =/= Santyl 全く別の用途で使用される二つの商品です。

      でも、でもですね、私は褥瘡を実際に見ていませんので、もし状態が限りなくskin intact に近い状況だとしたら、Calmoseptineも有りかもしれないのですが、しかしながら、そのぐらいの状態だとしたら、その場合は、skin barrier + silicon dressing だけでいけるかと思います。栄養を取って動いていたら、患者さんの本来の治癒力でも結構いけるのでそれを信じて…。

      また、ネオスポリン等のトピカルの抗生物質軟膏ですが、創床が健康な状態の場合には不要だと思います。それこそ、バクテリア達を鍛えてあげてるようなものです。

      それと、ネオスポイン等の軟膏はsloughy tissueに対してはあまり効果がありません。

      drainage の量によっても使用するドレッシング材が変わってくるため、何とも言えないのですが、サイズ的には手のひら半分で、sloughがなくて、wound bed(創床)の色は赤・ピンクでいい具合に湿り気がある、ということでいいでしょうか?

      バリエーションはいろいろありますが、次のような感じも有りかと思います。

      スキンバリア → シリコンドレッシングのみ。(この場合のスキンバリアは、創床にもシュルっと塗っちゃいます!)創床に深さがある場合は、これだけではダメで、これは創床が平らな場合です。

      drainage がある場合、または、インフェクション(というかsloughの逆戻り)が心配な場合は、

      スキンバリア → silver-alginate → シリコンドレッシングという感じとか。。。

      本当に… 私もお母さまを訪問させていただきたいくらいです。残念ながら私はNYからかなり遠くて…。でも遠くから応援しています!

  3. RK より:

    アクア様

    ご返信ありがとうございます、またCalmoseptine Ointmentの説明もありがとうございました。

    そう言われれば、Bone Fractureで2週間安静入院した際に、そこで介護ナースたちがオートミール上のOintmentをDipper等にたっぷり付けてたのをみたいんですが、あれですね。わたしの母はその頃はトイレも立っていけたこともあったので、断りましたが。なるほど、そういう用途だったんですね。

    アドバイスいただいて以来、体を動かすことの重要性を改めて認識できたので、早速、できるだけソファーに座らせる時間を取るようにしました。一人で座っているとどちらかに傾いてきてしまうので、私か夫かが横に座りガードしながら、一緒にTV見たり、話したりして過ごすようにしています。また、体位もできるだけ変えるようにして、夜は右または左向き30度にしてタオル等でガードして一旦寝てもらい、真夜中もう一度違うサイドに向けるようにしています。

    患部は、かなりフレッシュな綺麗なピンク色に益々なって、湿り具合もほどほどで、全体的な肉の盛り上がりも出てきて、健康的な患部になってきました。表現がちょっと変ですが、お肉なら「美味しそう」という感じになってきました。ネット調べると出てくる「赤色期」というような感じです。今は引き続き、洗浄→Calmoseptine Ointment→Xeroform→Silicone Adhesive Foam Dressing Sacral, Size 9’で対応しています。今日にもCavilonが届くので、CalmoseptineからCavilonに変えてみようと思います。また来週にはサンティルが出るので、様子見て考えようと思っています。Xeroformは黄色で、保湿に加え、消毒的な用途もあるのかなと思いますが、併用していて大丈夫でしょうか? また洗浄も、かえって良い組織を殺してしまうのでやらない方が良いということも書いてあるものもありますが、いかがでしょうか? マキロン的な消毒ではなく、Medline Skin integrity Wound Cleansers=食塩水なので良いのかなと思い使用しています。

    日本のサイトを見ると、肉芽・上皮形成促進軟膏でググルると、以下のようにhttps://www.almediaweb.jp/pressureulcer/maruwakari/part6/03.html
    いろいろ出てきますが、アメリカではあんまりヒットしないですね。あまり、こういった用途のOitmentsは使わないのでしょうか? 確かに、適切な介護状況があれば自分の治癒力が大切なことも改めて思います。ついつい早くなんとかしてあげたいので「お薬、お薬」と思いがちなのですが。。。

    そうですが、アクア様はNY近郊にお住まいではなかったのですね、訪問に来ていただけないのは残念ですが、こうしでお話きいてもらうだけでも本当にリリーフになるので、ありがたいです。ありがとうございます。前回も書きましたが、自分たちが良かれと思ってやっていることが果たして良い事なのか、意味のある事なのかNot Sureというのは非常に心細い状態でした。ありがとうございます、感謝しております。

  4. アクア より:

    RK様

    お母様の褥瘡の状態がいい方向に向かわれてる様子で、私も嬉しいです!ご家族の方々やヘルプの方々のケアのおかげですね!

    気にかけてあげるとあげないとでは、治りが全然違います。

    いくらアドバンスないい軟膏やドレッシング材を使用しても、褥瘡はそれだけでは治りません。

    創床が綺麗な赤い色でモイストなら、軟膏等は必要ないと思います。ゼロフォームも必要ないように思います。

    少し、使用するものをミニマムにしてみるのもいいかな、と思います。私のミニマムは、スキンバリアとその9”のドレッシング材です。

    洗浄も、何もそのコマーシャルな洗浄スプレーも要らないくらいです。EBP(Evidence Based Practice)では、何を用いるか、ではなく、どう用いるか、の方が大事だとされているので、普通の水でもよいくらいですが、スプレーだと適当なプレッシャーが得られるので、一概にダメとは言えないのですが、洗浄スプレーは、今の状態では、無ければ無いでどうということはないです。

    ちょっと乱暴ですが、創床の状態によっては、シャワー時に、ドレッシング材を全部はずして、普通にシャワーして、上から軽くシャーって流して(直角には当てない)ガーゼ等で軽くポンポン、って感じで乾かしてあげるくらいしても構わないと思います。

    軟膏等も今は何も必要ないと感じます。あまり、潤させると、こんどはハイパーな状態になるので、それはそれで、困ります。

    時々サイズ(面積)を測って記録してみると、「先週より、13%も小さくなってる!」みたいな感じで、ちょっと嬉しくなります。もし、サイズを測ってらっしゃらないようでしたら、お勧めです。ケアが楽しくなります。

    あと、患部のケアも大切ですが、体全体の状態を良好にするのは、更に大切です。動く意思や食べる意思、話す意思などが有る患者さんの創傷は良くなります。

    その逆に、健康な高校生でも、創傷の治癒課程で、インフルエンザなどにかかると、治癒のプロセスがピタッと止まります。そして、一週間くらいで良くなると、またプロセスが進み出します。

    動く、食べる、話す、とか、全体のコンディションがいいと、褥瘡も早く良くなりますので、いっぱい動いてよく食べてよく笑って下さい。

    ソファに座って一緒にテレビとか見てくれる家族なんて、お母様は幸せだと思います。