■看護師への道への勧め #156

患者さんが退院する際、創傷がある患者さんは、家でのケアが引き続き必要になるので、退院前は出来るだけ、これからケアをしてくれる人と一緒にケアのおさらいをします。

今日退院されて行った患者さんには家族外ですがケアギバーの女性がいて、病院から持たせてあげられるサプライにも限りがあるので、どんな物を購入する、とかそういう話をしました。

ケアギバーの中には、時々、この人、看護師に向いてるかもね、と思われる人もいて、そんな時には「看護師になったらいいんじゃない?」と勧めます。

どの人も最初は「いやいや、私なんて」と言いますが、私が「私は40歳過ぎてから学校入り直して始めたのよ」と言うと、どの人も、「私にも出来るかも」と思い始めるようでいろいろ質問してきます。

どの人も、自分はもう子供も3人もいるし年齢的にも…と思うようですが、実際は全然若い。のに、何でそう思うかな!

1人の人などは、創傷ケアの練習中、「この人、看護師向いてるかも」と思ったので「看護師向いてるんじゃない?」と言うと、ご主人が「そう!自分も何度も言ってる」ということで、近くのコミカレの看護プログラムに最近申し込んだのでした。そういうの何だか嬉しいです。

そう… すごく余計なお世話…。でも勧めたい。

皆んなを応援したい。そう、本当に余計なお世話…。

でも、私にも、そうやって自分に言ってくれる人とかいたら良かったな~。