■NPWT(陰圧閉鎖療法)3M Tegaderm dressing #105

KCI社から出ていてるNPWT用のフィルムドレッシングに最近、新しいタイプの3M社のテガダームドレッシングが加わったようです。

従来のドレッシングも注文可能なのですが、注文時にそちらをお願いするのをすっかり忘れて、届いたのがその新しいタイプのドレッシングだったので、開けた瞬間「あ~、これか~」とがっかりしました。

私の勤務する病院では、NPWTを使用する頻度がそれほど多くないので、Central Sterile(ORとかの)でNPWTを管理するわけではなく、毎回その都度、KCI社から送ってもらいます。送ってもらうと言っても、電話をすると、4,5時間で到着するので、それでいいか、という感じです。

今回は、足の横(外反母趾が出来る場所)だったので、ブリッジ(平らで邪魔にならない場所までサクションの場所を伸ばす感じです。)は足の甲、というわけで、「Simplace」という最初からブリッジがその形になっているドレッシングをオーダーしました。

この3Mのテガダームドレッシング (厳密には”ドレープ”と書かれています。)、何故にこの形になったのか、わかりませんが、大変使いにくいです。と思います。

訪問看護の時は、サプライのオーダーをするのは私じゃないので、そのお宅に行って、そこに届いているドレッシング材で対応する、という感じですが、最近、毎回、このドレッシングなんですよね…。

このドレッシングは、広範囲で、長方形に、ガバッと貼るのはいいのですが、創傷周りの肌の保護用の細かい作業に向いてないのです…。

3M Tegaderm dressing

3M Tegaderm dressing

NPWT dressing

従来のフィルムドレッシング

酸素通過型のテガダームドレッシングいう風に書かれていますが、今までのドレッシングだって、そのようなものだったし、この新しい3Mのドレッシングに何か新しいメリットがあるのか、是非知りたいので、今、KCI社に問い合わせ中です。

もしかしたら、私の知らない「ええっ!そうだったんですか!」みたいな、新しい特徴が隠されているやもしれませんし…。

じゃなかったら、絶対に従来のドレッシングの方が使い勝手がいい。

両方注文可能なのは、切り替え時期のみ、とか言わないで欲しいなあ、と心から思います。

3M社は個人的に好きですが、このフィルムドレッシングは、ちょっと今ひとつ…。

また、パンプデバイスも、今まで通りコンパクト300mlタイプの「VAC Freedom」で。新しい500mlを使うメリットが感じられないのと同時に、うちの病院のベッドの形に合わなくて、落ちそうでリスクが高すぎました。

注文する時に、「Are you sure you want to order VAC Freedom?」と聞かれて「え?何で?何か?」と、逆に聞いてしまいました。

KCI社は、電話に出る人によって対応が結構マチマチです。

後日…

問い合わせた翌日、担当のレプの方からメールが返って来て、「単にプロバイダーの好き好きなので、好きな方を選んで下さい。でも、こちらでも(社内の)クリ二シャンに確認してみます。」とのことでした。

そして、また足のドレッシング交換の時に、創床周りの細かい作業もあえてこの新しいドレッシングでやってみましたが(と言うか、在宅の際はそれしかないので、それでやるしかないわけなんですが…)、当然のことながら不可能ではない… けど、ちょっとやっぱり思った動きをしてくれない…。やっぱり慣れるしかないのでしょうね。次回はでも、忘れずに今までのフィルムをオーダーします。

やっぱり気になります。何のメリットがあって、このドレッシングが作られたのかが…。

更に後日…

KCIから電話で、「その後フィルム(ドレープ)使った感じはどうですか?」と尋ねられたので、前からのフィルムドレッシングの方が好きは好きだけど、慣れるしかないのかな、と思っています、と答えました。

その際、3M社のこのフィルムになった理由は、前のフィルムで、maceration やskin rash が出るという苦情が相次いだので、このフィルムを開発する結果となった、とのこと。

よく剥がし方が悪いと、フィルムの形に添って(エッジ)Blisterが出来たりするのですが、Blister とフィルムの種類に関係性はあったのかな、と思って、「苦情の中にBlisterはありましたか?」と聞いたら、Blister に関する苦情は無かった、というか、3Mのに代わった理由にBlisterは含まれていない、とのことでした。

でも…、私は今まで、フィルムのせいでMaceration や skin rashが出たという経験はなくて、もし出るとしたら、やり方が悪かったり、ちゃんと肌の保護をきちんと行わなかったりしたせいであって、決してフィルムのせいではなかった…のですが、中にはアレルギー反応を起こす方もやっぱりいらっしゃったのでしょうね…。

以前、某Cancer Center で実習をした際、IVラインとかPICCライン用のいわゆる普通の「Tegaderm」のドレッシングにアレルギー反応を起こすとかで、「この患者さんはTegadermにアレルギーで、特別なドレッシングなのよね」みたいなことがありました。

そう考えると、やっぱり、看護師の使い勝手よりも、患者さんの肌への影響の方が重視されるべきでしょうから… 私はこの3M社のに慣れるべきなんでしょう。

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