■前置き
■使用した物
■注意事項
前置き
娘が小さい頃は、まさにアトピーとの戦いでした。知識もありませんでしたし…。子供は普通に元気に何の問題もなく生まれて育っていくものだと思っちゃってた自分もいました。あれやこれやと問題がある我が子でしたね…。
アトピーもその一つでした。英語ではeczema、またはatopic dermatitis と言います。あれだとかこれだとか、人から言われるものを全部試した感があります。
考えてみたらですが、あれだとかこれだとかを言ってくるのはお医者さんではありません。それに、ドラッグストアに行くと、いろんな商品が出ています。表示に惑わされてあれだとかこれだとか買ってしまうものですよね…(涙)。
でも、お医者さんはシンプルに「これね」と言ってくれるだけです。そうなんです。シンプルなんです。結局は。でも、「シンプルだけど深い」から困っちゃうんです。
小学校高学年以降はだいぶ落ち着きました。が、大人になった今でも、時々、肌がぐじゅぐじゅする時があります。最近もありました。足の甲の親指に近い辺りに赤くただれたような感じの出来てました。寝ている間にもう片方の足で掻いちゃったようです。
最近、無かったので、処方されたステロイド剤も既に家にありませんでした。
使用したもの
下の注意事項も読んで下さいね。
これは、zinc-oxide配合の、静脈うっ血性の足や潰瘍になりかけの状態の人が使用するドレッシング材です。これを足の甲の半分だけに、二巻きしました。もっとしたかったら、その箇所だけに重ねてもいいです。英語でいうところの「in a pleated fashion」に近い感じで。
メンソールも配合されているので、ひんやりして痒みもおさまります。
このままでは、ドレッシング材は半濡れ感があるので、ガーゼロール(包帯)で1-2巻きします。朝までなので、ぐるぐる巻きの必要はありません。そしてちょっと柔らかめの靴下をはきます。今は秋なのでいいですけど、夏はちょっと暑苦しいかもですね。
翌日の朝、だいぶ落ち着いています。表面はざらざらしていますが、ジュクジュクはしていません。Zinc-oxideが湿気を取ってくれました。赤みも引きました。
2日目の夜も巻きました。
その次の朝は、もう、ほぼ普通の肌に戻りました。とにかく掻かなければ、なんとか回復もしてくれるんですよね…。
下の注意事項を読んで下さいね。
使用した商品の写真を載せますね。俗に「ウナ・ブーツ」と呼ばれるドレッシング材です。過去にもブログに載せたことがある商品なので、メディアリストに残っていたと思いました。
あったあった、これですね。なぜに2箱並べて摂ったのか思い出せませんが… 苦笑
このピンク色は「Calamine」。カーマインローションってあったじゃないですか。あのピンクです。海水浴に行った後に焼けちゃった背中とかに塗りたくったあれです。
ピンクじゃなくても、カーマインが入ってない白いのでもいいかと思います。ピンクを足したかったら「カモセプティン」っていう商品を使用してもいいと思いますが、だんだん仕事っぽくなってきたので、この辺にしておきます。
注意事項
心配なので、大きな字で赤字にしました。
この商品は、圧迫療法に使用されるものです。パッケージ裏に使い方(巻き方)が書かれてあるのですが、それは圧迫療法用です。繰り返しますが、この商品はアトピー用のものではありません。
足全体だから、とかいう理由で同じように巻いちゃうと、想定外の結果になることもあります。使用目的が違うので気を付けて下さいね!
今回は、箇所が足の甲の半分だけだったので、たまたま使えた感じです。
なので、ほんの一例として読んでもらえたら嬉しいです。
心配な時は、必ずお医者さんにご相談下さいね! 患者さんの状態に合わせて、違う商品を紹介してくれたりすると思います。