クリスマスには、家族親戚のどこかに集まってディナーを、というケースが多いと思います。
が、家族親戚のダイナミックによっては、イブは娘宅で、クリスマス当日はもう一人の娘宅で、とか、サンクスギビングの時は、こっちだったから、今度はあっち、とかいう風に、いろいろ場所のアレンジもあります。
我が家のお向かいに住む高齢の女性の方(80代の方でぴんぴんしています)から、長年クリスマスには家族にクリスマスクッキーやお菓子を焼いてプレゼントにしてきたけど、Arthritisで指が曲がって細かい作業が難しいので、今年はうちの娘にクッキーのアイシングを手伝ってくれないか、とお願いがありました。
娘も「いいよ」と引き受けてくれて、3時間くらい作業を手伝いました。
お礼を言われたけれど、こちらとしては(親としては)、冬休みなので、娘にそのようなアクティビティを提供してくれてありがとう、という気持ち。
娘のアイシングのヘルプが無いなら無いなりに、彼女は別の対処をするであろうことはわかっていましたし…。
きっと、そのことをお向かいの彼女は彼女の娘さんに報告をされたのでしょう。彼女の娘さんの家のクリスマスイブのディナーに娘が招待されました。(おまけで私も)
でも、私は普通に夕方まで勤務がありましたし、じゃあ、帰りに寄って娘を拾って帰る、という設定で合意しました。
本当に、単に娘を拾っていくだけのつもりだったのです。
病院からの帰りなんて、スクラブや靴に無数のばい菌が付いているでしょうし…。
しかし… まあ、想定が出来たと言えば、出来たのですが…。
皆んなの食事は終わった時間だったものの、「ディナーの用意があるから食べて行って」と言われました。
大概の人はここで、「病院からのスクラブだし靴だし、ここで失礼します」と言うと、通常は、戸口で用を済ませることに同意します。
それに、私はこの家族と親戚でも友人でも無く…。
一瞬、「え…」という感じはありましたが、すぐに「何を言っているの?そんなこと全然構わないのよ。入って」と言われたので、せめて靴だけ脱がさせて、と中に入りまして、ディナーまでご馳走になって(超~美味しいディナーだった!サーモンとレモンワインソース?とかの)、更には娘にプレゼントまで頂いて帰ってきました。
私が同じ立場だったら、同じことができるだろうか、と思いました。
病院から来たスクラブと靴なので、と言われたら、「じゃあ、脱げばいいんじゃない?」とか言ってしまうんじゃないだろうか。「じゃあ、ディナーは包んであげるからおうちに持って行く?」とか言ってしまうんじゃないだろうか。と思いました。
それにしても… 急なお誘いだったとは言え… クリスマスイブのディナーに病院からのスクラブでの登場はちょっと… 有り得なかったな。