■新年の抱負2019★創傷ケアに於いて #33

新年の抱負は既にに述べた通りですが、創傷ケア看護師としての、今年やっていってみたい事としては、大きくは、Public Health Nurse 的な役割を重視してみる、ということです。

私の勤務する病院のクリニックに来られる、Woundの患者さんのほぼ全員が、家での家族の協力を必要とします。

創傷ケアは毎日のケアがとても重要で、それがキチンと行われない限り、スムーズに治って行ってくれません。

時には、ドレッシング材を1日に2回以上行う必要があります。

例えば、今日訪問した子供も、ガーゼに付着していたドレナージの様子から、まる1日以上交換されてない様子で、「お母さんが朝、仕事に遅れそうで、替える時間がなかった」とのこと。

訪問看護師が得られるのは、ごく一部で、得られても、せいぜい週に3日、1日に2度のドレッシング材の交換となると、何度も患者さんの指導を繰り返して応援していくことが必要となります。

また、MRSAを持つ患者さんも結構多く、家庭内やコミュニティでの注意点についての指導も必要です。MRSA保持者は、比較的創傷を繰り返す傾向にあり、注意が必要です。

私は、Public Health Nurseの資格があるので、今年はInfection Controlの部署と協力して、そういった外来の患者さんのケアも重要視したいと思います。

個人的な新年の抱負のコンテンツにも書きましたが、目標に看護計画(ケアプラン)的に数値を盛り込むことで、ゴールがより具体的になり、それに向けてどう行動するべきか、を明確に考えることができます。

ここで思ったのが、地域密着型の創傷ケアを目指すのなら、地域のパブリックヘルスナースと協力できたらより具体的に何か行動に移せるんじゃないか、という点です。

そういうわけで、最初の一歩としては、「四月までに」カウンティのパブリックヘルスナースと面識を持つ、ということをしてみたいと思います。

なんだか楽しくなってきました!