英語では、Marijuanaと言う事もあれば、cannabis (キャナビス/カナビス)と言う事もありますが、後者の方が、医療用としての肯定的なイメージが強く、ビジネス等にも後者が使われるケースが多いです。
2個めの看護プログラムの授業の課題であげられた医療用のカナビス、特に小児用です。
課題のビデオを見て、それについて考えるのですが、そこで私達生徒の多くが、いかに自分達が看護師として、医療用カナビスについて偏った考えを持っていたかを認識しました。
訪問看護を担当していた17歳の白血病の子のお母さんが、担当医師を説得して、ようやく認可してもらえた医療用のカナビスは、(子供なので)肌につけることも出来れば、薬のように液状のものを飲み込むこともできる、というものでした。
保険が効かず、とても高価でしたが、親にとっては、試せるものは全て試したい、という一心だったと思います。
残念ながらその子は先日亡くなりましたが、医療用カナビスの話が後日出た際、お母さんが「(医療用のカナビスを)試して無かったら、どうしてしてあげなかったんだろう、ってずっと後悔したと思うから、良かった」と微笑んでいました。
授業は、医療用カナビスを肯定するものでもなければ否定するものでもなく、医療用カナビスそのものについて学ぶと共に、私達医療従事者のもしかすれば持ってしまう偏見について考えるというものでした。
その動画をここにリンクを貼ってよいのかちょっとわかりませんので、もし興味のある方は、次の題名をコピペして、YouTubeのサイトからご覧ください。
42分の動画です。
「WEED – Charlotte’s Web Story Medicated Marijuana and Epilepsy」(「」は入れないで下さいね。青い部分だけ。)
動画内の子供の病気はEpilepsy(癲癇の発作)ですが、上記の訪問看護先の患者さんは白血病でした。