COVID-19。5/2時点での死亡率。何故、ベルギーが1位?

ちょっとCOVID-19について読む機会がありました。

5月2日の時点でのCOVID-19死亡率は、2位のイギリス(15.37%)、3位フランス (14.70%)、11位のアメリカ(5.85%) を抜き、ベルギーが15.68%で1位
トップ20国に日本は入っていません。
 
何故ベルギーが一位か。
BBC Newsによりますと、考えられる要因は…
1. 報告しすぎ。(検査しっかり)
2. 老人ホームの入居者数が多い。
3. 初期のPPE不足。(ガウン、マスク、手袋等)
 
なのだそうです。

欧州での、老人ホームの入居者数は、ルクセンブルク、オランダに次いで、ベルギーが第3位。

ちなみに、オランダの死亡率は、12.37%で多い方です。

しかし、そうなると、ルクセンブルクは、トップ20に入っていません。ということで、ここで、その他の要因がカギとなってくるのでしょう。

下の文献を見た私の感想は、COVID-19のパンデミック中のテレヘルスについて、CMS (メディケア) がリインバースメントを一部認める「the COVID-19 Public Health Emergency Act」というのを3月の時点でもう出していたことにちょっとびっくりした、ということです。

3月6日と言ったら、世界がまだCOVID-19が長期化するかどうかも読めず、混とんとしていた頃です。テレヘルスを普通の診察と同じようにbillableにできるルールをさっさと作っていた、という速さに感心しました。

Reference

Tahan H. M. (2020). Essential Case Management Practices Amidst the Novel Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Crisis: Part 1: Tele-Case Management, Surge Capacity, Discharge Planning, and Transitions of Care. Professional case management, 10.1097/NCM.0000000000000454. Advance online publication. https://doi.org/10.1097/NCM.0000000000000454.