フィジシャン・アシスタント (Physician Assistant/PA) というポジション #272

私が時々行く外来には、複数のプライマリー・ケア・フィジシャン(PCP/主治医)や専門医がいます。

以前はナースプラクティショナー(NP)もいましたが、ある時から、全員いなくなりました。でも、フィジシャン・アシスタント(PA)はいます。誰がいて誰がいないかは、病院内政治によるところですが、一般的には、NPもPAも単独で、独立した感じで医師と同じように患者さんを診ます。

州の規定によりますが、NPまたはPAは、身体症状が比較的安定している患者さんを診る、とされています。いくつもの症状を抱えて難しい健康状態にある患者さんは、医師に診て貰うことになります。

NPは、もともとが正看護師(RN)なので、女性である確率が高く、一方で、PAは男性である確率が高いです。

PAやNPは、どちらも、外来のクリニックや、透析センター、SNF (Skilled Nursing Facility)、その他医療施設で医師と同じように(厳密には同じではありません)勤務可能です。勤務体制は、うちの外来のクリニックに限りかもしれませんが、一日10時間くらいの勤務時間で、週に4日です。
一日に診る患者さんの数は、どのPAも、25人前後。
1人の患者さんの診察時間は記録時間も含め、15~30分です。
医師と同様に、メディカル・アシスタントが1人か1人以上つきます。

立ち位置は、当然のことながら、医師よりは少し弱いです。地域からの強い要望で、週末も時々外来を開けることになったのですが、医師は週末勤務を拒否したようで、結局週末はPAが勤務することになりました。ここで拒否したら、病院側から外されてしまいます…。以前、患者さん1人に15分しか取れないのは困ると15分スロットを拒否したPAは、外されてしまいました。他にも勤務体制に意見したNPも外されてしまいました。
更に、外来のコロナ検査を行うのは医師ではなくPAです。

このように、微妙な制約があるPAのポジションですが、普段は、医師と同様に患者さんをバリバリ診ています。

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